5/7(日)ことばと子どもの育ち~絵本の読み聴かせを通して学ぶ(3)& シュタイナーから考えるこれからの子どもたちへの教育

この世に生まれて来て、まだ間もない幼な子たち。

その健やかな成長にとって、欠かせないもの。

それは、母乳から始まる滋味豊かな食べ物であることは言うまでもありません。

しかし、それらと共に、傍にいる大人からのことば遣いが、子どもの健やかな成長にとってとても大事なものなのです。

それらは、その子の生涯にわたる健康と深く結びついていて、とりわけその人の晩年の健康と関わり合うことが、シュタイナーによって説かれています。

幼な子たちが本当に求めている、ことば遣い。

シュタイナー教育からなされる保育、幼児教育、そして、子どもたちへの教育。

それは、人というものの生涯の健康を視野に入れた芸術行為なのです。


毎日繰り返して読み聞かせることのできる絵本を通して、幼な子たちにとってからだの滋養になる読み方を学ぶ午前の時間。

そして午後にはシュタイナー教育がこの現代の日本において、どう子どもたちの成長を支え、促がして行くことができるかをお話ししたいと思います。

子どもたちを守り、健やかに育ててゆく、そのことの本質へと迫る時間になります。

共に語り合いながら、たっぷりとことばの芸術を体験し、子どもの健やかな育みについて考えて参りましょう。


講師: アントロポゾフィーハウス宮城 諏訪耕志


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日時とプログラム:

2023年5月7日(日)

9時半~11時半  言語造形「絵本の読み聴かせのヒント」

11時半~12時15分 昼食(ご持参ください)

12時15分~14時 講座「シュタイナーから考えるこれからの子どもたちへの教育」 

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場所:宮城野コミュニティセンター・大広間(仙台市宮城野区萩野町2-13-10 )


定 員:10人(先着)


参加費:

午前午後併せて 5,000円  

午前のみ 3,000円 

午後のみ 2,500円


申 込:フォームよりお申し込み下さい。


持ち物:

・声に出して読みたい絵本、詩集、小説などひとつ

・筆記用具

・飲み物(通し参加の方は昼食)

 *動きやすい格好でお越しください。


講 師:諏訪耕志(ことばの家)

1964年大阪市出身・在住。1994年よりルードルフ・シュタイナーハウスにて言語造形家鈴木一博氏に師事。現在、舞台公演、朗読・語りの会、講座などを通して活動中。2004年より、言語造形のアトリエ「ことばの家」を主宰


言語造形とは

ことばの本来的な要素であるかたち、動き、間合いなどを、人間に相応しく、我が身をもって、意識的に創造していこうとする、言語芸術。「ことばを話す術・語る術」に取り組む時、人は必然的に、「わたしという人間」に取り組むことになります。その人の生命が、こころが、精神が、ことばに満ちる時、ことばはことば本来の輝きを取り戻し、人が人本来の輝きを取り戻します。


※キャンセルポリシー

開催日1週間前までキャンセル無料。それ以降、お休みされる場合は、お友達などにご紹介ください。ご紹介いただけない際には、恐れ入りますが参加費の50%をお振込みいただきます。


※お子さんの同伴について

集中して学びを深めていただくため、1歳以上のお子さんの同伴はご遠慮ください(0歳から1歳までのお子さんは同伴いただいて大丈夫です)


主 催:アントロポゾフィーハウス宮城



アントロポゾフィーハウス宮城

生まれたて の赤ん坊から老人にいたるまで、人という人が、健やかに希望をもって生きて行くことのできる社会を自分たちで創ってゆく。
 
 わたしたちは宮城の地に、そんな社会づくりの礎になる「教育の場」を創ろうと活動を始めました。

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